位相幾何学と不完全情報空間の戯書

初代ぷよルールの考察と文章の練習

中央始動における多色発火に発展させやすい形(ABCCADDDなど)

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この形の有用性について自分の確認も兼ねてまとめ。

 

 

 

まず、この形は8手目くらいの段階でも、偏りが少なければ多色発火にしやすいことが挙げられる。

例①

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この時点で、

①左の赤発火からの3連鎖

②上の黄色発火からの3連鎖

③右の緑発火からの3連鎖

ができあがっている。

 

例②

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①紫からの3連鎖

②赤からの3連鎖

③黄色からの3連鎖

の3通りが出来上がっている。

 

例③

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①赤からの4連鎖

②緑からの3連鎖

この形は高いので、3段程度までのつぶしなら受けやすい。

 

 

次に、完成形が幅広く、多色発火維持が容易にできることが挙げられる。

例①

①紫からの4ダブ

②緑からの2ダブ3ダブ

 

例②

①赤からの4ダブ

②緑からの2ダブ3ダブ

 

例③

①赤からの5連鎖

②緑からの3ダブ4連

 

例④

①緑からの5連鎖

②黄色からの4ダブ

③赤からの5連鎖

 

例⑤

①黄色からの4連鎖

②赤からの3トリ

③紫からの4ダブ

 

例⑥

①緑からの5連鎖

②黄色からの5連鎖

③赤からの2ダブ3トリ

 

例⑦

①緑からの3トリ

 

以上より、完成形を柔軟に考えて組むことが出来る有用な形だと思ってる。

 

柔軟な形が組める理由としては、上の図の色を用いて、

 

①緑を消した後の仕掛けは4ダブを作りやすい。(よくある例:赤のクッションが挟まり、その次に黄色と紫が消える)また、緑のL字に接触しているぷよは、発火点としても最後に回収するぷよにすることもできる。さらに、緑のL字は3、4,5,6列目の4つの列でぷよを受けれるので、緑のL字を軸にした多色発火にしやすい。

 黄色も紫も発火点であるし、使わなかった方の発火点は回収される。

 

②土台の赤を消しても緑のL字の連結は途切れないため、赤→黄色→緑という連鎖順序を可能にしている。この連鎖機構は3列目においた黄色から緑に接続した連鎖順と両立する(例④の黄色と赤の両立)

 

③緑のL字はL字という特質上、上に乗せたぷよを同時消ししやすい=2ダブ3ダブのような連続同時消しがやりやすい

 

等の理由がある。

 

場合よっては3色発火、果ては4色発火も夢ではない(それで発火が遅れたら元も子もないが)

デメリットとしては形を整えようとするとちぎりが増えてしまう点、2連鎖移行ができない点はある。

 

 9/21 ちょっと直した