位相幾何学と不完全情報空間の戯書

初代ぷよルールの考察と文章の練習

ABCC車輪土台概論

この形からの発展形について簡単な解説をします。

 

①3手目がBD

主な派生形は以下の通り。

 

ずらし五芒星の基本形。ABCC車輪土台で恐らく最も安定して強い土台。

nosi-puyo.hatenadiary.jp

 

黄色発火か、紫発火を見ることが出来る。

この時点で右の緑発火と、土台の緑発火と4か所3色の発火色候補がある良形。

 

先の形と似ているが、この形ではデス平屋(致死二連鎖)も狙うことが出来る。

致死2連鎖と2ダブ3ダブの2択

 

五芒星狙いの特殊な置き方。

 

 

 

あまり強くはないが、一応2択になる置き方。

完成形

 

②3手目がBB、AA、AC、BCでDが中々来ない場合

倒立、開脚ヘルファイア。潰しが選択肢になる。

4色目が遅い場合は、Cの板土台の上に乗った色を中心に伸ばすことになる。

この図では赤発火か黄色発火になるが、両方の発火点を維持しながら組み進めるのは難しい場合が多い。

 

ツモに左右されるが、板のCを鍵にすることで、板土台を上から消した時に消える色を3色にすることが出来る。これを利用して、3トリと4ダブの両立が出来る。

 

5,6手目ぐらいで一つだけDが来た場合、板土台の片方の色に蓋をしてしまってもよい。

その場合、後からずらし五芒星に帰着できなくても魔法陣でも使われる縦列に並ぶぷよに揃えて同時消しをする回収をすることもできる。


完成形の3トリ

 

 

④Dが序盤に偏った場合

②と同様、土台の上で連鎖数を稼ぐことになるが、②と比べて土台のCC発火でも連鎖が飛ばないため、多色発火が見やすい。

この形だと紫からの場合は1連鎖短縮することになる。

完成例

 

④ACACACなどの、序盤にCと、AもしくはBが偏る

偏った車輪の色を捌くために、1列目もしくは6列目の1段目を活用する。
敷かれてる2色を同時に発火しないようにすることが多い。


完成形

 

 

⑤CC

Cを4の倍数の個数で連鎖を完結しようとすると、必然的に形が弱くなってしまう。

特にアドリブ力が求められる。

 

 

 

ABCCは魔法陣に比べてアドリブ要素が多くなることが多いです。

魔法陣と連鎖の考え方が似ている部分もありますが、違うのはデス平屋や底上げ2式5式という致死二連鎖、2ダブ2トリ潰しの選択が容易なことでしょう。

また、対デスタワーという対戦のメタ的な視点を入れた場合には、魔法陣のツモであるABCDと比べてデスタワーは組みやすくなるため、魔法陣よりは相手に合わせて積みや戦術を変える必要があります。

解説やるやる詐欺に耐えかねたので書きました